最近白米の価格が高騰しています 輸入米が安くて美味いと聞いていますが どうしても国産米を選びたいが高いどちらを選ぼう？というジレンマと戦っています 価格が上がっていても農家さんが儲かっている訳ではないと聞きますが、高騰の原因は何でしょうか？調べてみた
※掲載内容はネットで調べた内容で原因理由の全てを掲載している訳ではありません。あくまで一部の情報です。
白米価格高騰の主な原因
- 生産コストの上昇
- 肥料・燃料・農薬などの資材価格の高騰が大きな要因です。特に肥料や燃料は輸入に頼っており、円安や国際価格の上昇が影響しています。
- 農機具の維持費や修理費、人件費も増えています。
- 円安
- 円の価値が下がると、外国からの資材購入費が上がりますし、輸入品（たとえば外国産米）も相対的に安く見えるため、国内米の価格競争が厳しくなります。
- 気候変動
- 異常気象（猛暑や豪雨など）によって収穫量が減少し、品質も不安定になる傾向があります。結果的に、安定供給が難しくなり、価格が上昇します。
- 農家の高齢化・担い手不足
- 農業人口の減少により、生産量そのものが減っています。生産を維持するコストも個々の農家に重くのしかかっており、「儲かっていない」のが実情です。
- 需給のズレ
- 一時的に需要が供給を上回ることで価格が上がることもありますが、ここ数年はコロナ禍での消費構造の変化（外食→家庭用、など）に対応しきれていない面もあります。
なぜ農家が儲からないのか？
白米の小売価格が上がっても、その利益が農家に回るとは限りません。
- 流通や小売のコストが増加しているため、中間マージンが大きい。
- 農家に入る「出荷価格」はむしろ下がっている、もしくは横ばいのまま。
- 農協や卸業者を通すと、農家が自由に価格を設定できない場合も多い。
輸入米が安い理由
- 生産コスト（労働賃金・土地代など）が日本より圧倒的に安い。
- 品種改良や機械化が進んでいる国もある。
- 国によっては政府が輸出を奨励しており、補助金が出ているケースも。
国産米を選ぶ意味と対策
「どうしても国産米を選びたい」というお気持ちは、品質・安心感・地域経済への貢献など、多くの理由から正当化されます。以下のような取り組みで、少しでもジレンマを緩和できます：
- 地元の直売所や農家から直接購入：中間マージンが少なく、農家に還元されやすい。
- ふるさと納税でお米をもらう：実質的な負担を抑えて支援が可能。
- 規格外米や古米の活用：味はほとんど変わらず、安価な場合もあります。